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Z コスタ=ガブラス (洋画 映画館鑑賞)

まだ中学生、高校生だった頃、TVのロードショー番組で決まって放映される映画があった。以前に書いたクリストファー・リーの「吸血鬼ドラキュラ」もそうであったが、他にもヴィクター・フレミングの、と言うよりもヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブルの、と言った方が通りがいい「風と共に去りぬ」やアルフレッド・ヒッチコックの「レベッカ」、それにルネ・クレマンの「太陽がいっぱい」等である。何度も観たよ、と文句を言いながらも再放送される度に必ず観ていた。そして今でもこれらの映画は大好きである。コスタ=ガブラスの「Z」も二度ほどTVで観たが、あまりの面白さに映画館でかかった時に、内容を知っているにもかかわらず、わざわざ市内の劇場まで観に行った。

高知市内に多くあった映画館も、現在では高知イオンの中にあるシネマコンプレックスを除くと、たったのひとつになってしまった。私が高校生の時に「Z」と「戒厳令」を観に行った「あたご劇場」が今でも残っていることは本当に嬉しいことである。架空の国という設定にはなっているが、明らかにコスタ=ガブラスの出身国をモデルにしている「Z」は、政治的な題材を扱いながらも暗殺の陰謀を暴いていく過程が、巧妙なサスペンスタッチで描かれており、良質の映画に仕上がっている。三度目の鑑賞にも関わらず、まったく退屈せず最後まで映画を観る事ができた。

併映の「戒厳令」はあまり記憶に残っていない。衝撃的なラストシーンを含めてそれだけ「Z」の印象が強烈的なのであろうか。三部作の残り一本である「告白」はおろか、コスタ=ガブラスの作品は他に全く観ていない。まだ映画を作り続けているこの現役の監督の他の作品も観なければいけないと思いつつも未見であるのは、私の中では「Z」イコール、コスタ=ガブラスという図式で存在しているためである。最近は地上波ではあまり放映されないようで、「Z」が大好きな私としては少し寂しいものを感じている。

映画館へ行くことはまずなく、TVのロードショー番組も何となく見ているだけであまり感想とかは言わなかった父ではあるが、珍しく「Z」だけは、面白かったと興奮気味に話していたことが記憶に蘇る。父と映画の話をすることはほとんど無かったので、その時は驚いたが、今では懐かしく貴重な思い出だ。子供たちと映画について話すことは、今はまだ「ドラえもん」や「ポケモン」が中心だが、近い将来色々な映画の話ができれば楽しいだろう。そしていつの日かその映画から私を思い出すことがあるとすれば、こんなに嬉しいことはないだろう。
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No title

テレビの映画番組は中学生まではよく見ていました。
でも、この映画「Z」は知りませんでした。
私が「Z」と聞いてすぐに思い出すのは
青池保子の漫画の「Z」です。ご存じないでしょうかね〜。
映画の感想をお話されることのなかったお父様が面白いとおっしゃった「Z」
覚えました。どこかで見かけたら観てみますね☆
(スミマセン。私、DVDってめったに借りないんですよ〜)

Re: No title

> さとちん様

コメントありがとうございました。

青池保子は名前を知っているだけで、代表作の「エロイカより愛をこめて」も読んでいません。彼女の「Z」は題名すら知りませんでした。私にとってもう一つのZと言えば「マジンガーZ」でしょうか。ちなみに「ドラゴンボールZ」もよく知りません。

映画の「Z」、機会がありましたら是非ご覧になって下さい。

これからもよろしくお願いいたします。
プロフィール

魔笛

Author:魔笛
大好きなものを綴った日記です

映画:ハリウッド映画からピンク映画まで
本:ジャンルを問わず小説が中心
食べ物:フランス料理とイタリア料理が好物
旅行:なかなか行けませんが欧州とアジアが好き

大好きなものを語る場合、時として辛口になることもありますが、愛情の裏返しということでご容赦下さい。また文中敬称略であることもご勘弁願います

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