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グーピーパー

何らかのことで勝敗をつける場合や複数の人の組み分けをする時に、じゃんけんで決めるのは昔も今も変わらない。しかし高知では小さい時から当たり前のように使っていたピーが、一般的にはチョキと言われていることを知ったのは、随分と大きくなってからのことである。ピーとチョキ、どちらで呼ぼうとあまり違いはなさそうであるが、高知の子供たちにとってはチョキだとたいへん都合の悪いことになる。

じゃんけんをして勝った歩数だけ階段を上がって行って、ぴったりと登りきったあるいは下りきった人が勝ちという遊びがある。英検のホームページには志村けんが「8時だョ!全員集合」でやったのが最初だと書かれているが、それは誤りだ。私が幼稚園の頃からこの遊びはあった。グーで勝てばグリコで3歩、パーで勝てばパイナツプルで6歩進む。しかし問題なのは、チョキだとチヨコレートでパイナツプルと同じく6歩になってしまう。しかし高知の呼び方のピーだとピーナツで4歩だ。

この戦い、実は心理戦でもある。子供心にも遊びが始まると素早く段数を頭の中で数えて、どれで勝てばゴールできるのかを計算する。ところがチヨコレートだと勝った場合の進む数が6となってしまい、階段の数が3の倍数でないとゴール出来なくなくなってしまう。だからこそ4歩上り下りすることができるピーナツはとても貴重なのだ。その上で自分に有利な歩数で勝つことができるよう、様々な駆け引きをするのである。

この遊びは適当な長さの階段さえあればどこでも出来るのだが、私はもっぱら大丸でした記憶しかない。小さな子供が階段をちょろちょろするのだから、店側としてはさぞかし迷惑だったと思うのだが、不思議なことに叱られた記憶もない。子供を連れて高知に帰った時に、大丸へ寄ってみると階段は昔のままの姿で残っており、思わず子供たちを誘って階段遊びをしようかと思ったが、考えてみればチョキしか知らない二人にピーを言っても分かるはずもなく、断念してしまった。少し寂しかったが、そのまま地下へ降りて行くと昔とは多少変わってはいるものの、くるくる回るお菓子の量り売りはそのままで、嬉しくなってしまう。子供たちもこっちには大いに興味を惹かれたらしく、にこにこしながら籠を手に取って、買って買ってとせがんで来た。
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魔笛

Author:魔笛
大好きなものを綴った日記です

映画:ハリウッド映画からピンク映画まで
本:ジャンルを問わず小説が中心
食べ物:フランス料理とイタリア料理が好物
旅行:なかなか行けませんが欧州とアジアが好き

大好きなものを語る場合、時として辛口になることもありますが、愛情の裏返しということでご容赦下さい。また文中敬称略であることもご勘弁願います

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