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円覚寺 (神奈川県鎌倉市)

大分前のことであるが、学校でも流行っているのか食事をしていてもTVを見ていても「ありのままの姿見せるのよ」とサビの所だけを繰り返し歌っている下の子供に、今度「アナと雪の女王」の映画を一緒に観に行こうかと聞いたところ、したり顔で「パパ、女という字はじょとは読んでも、じょうとは読みません」と直された。私は「じょうおう」と言っていたのだ。実際その時まで、私は女王をずっと「じょうおう」と読んでいた。最近は「大人と子供のための読みきかせの会」としての活動が多く、昨年久しぶりに映画に出演した中井貴惠のデビュー作も「じょうおうばち」だと思っていた。

同じように円覚寺も「えんかくじ」だと根拠もなく思い込んでおり、正しい読み方が「えんがくじ」であるということを知ったのはつい最近のことである。JR北鎌倉駅の改札を抜けてすぐのところにあるこの寺が私は大好きで、鎌倉へ散策に出かける時は、嫌がる子供たちをなんとかなだめて、ひとつ手前の北鎌倉で下車して円覚寺を参拝したあと、建長寺や鶴岡八幡宮を左に見ながら多くの人で賑わう小町通りへと入って行くのがお決まりのコースである。

寺の規模から言うと小さく見える総門をくぐって縦に長い禅宗の伽藍配置の境内を上へと登って行くと大きな三門がある。夏目漱石の「門」を読んだのは大学生のころだったであろうか。「三四郎」、「それから」と読んで三部作の最後として手にした「門」は前の二作と比べて重い雰囲気に満ちており、あまり面白いとは思わなかった記憶がある。その時から随分と時間が経って、私を取り巻く環境も当時とは大きく変わってしまった。私はおそらくきちんと「門」を読めていなかったのだろう。次に円覚寺を訪れる時までに、もう一度読んでみようと思う。

季節ごとの花が咲く円覚寺もいいが、雨に煙る円覚寺もまた大好きである。静かに降る雨、強く降る雨、どんな雨をも溶かしてしまうような静寂と凛とした空気が私を包み込む。妻や子供たちが横を一緒に歩いていることの幸せが改めて実感として湧いてくる。そういえば鎌倉を舞台にしたTVドラマ「最後から二番目の恋」は中井貴一が主演である。共演を嫌った中井貴惠と中井貴一の姉弟であるが、彼岸の季節など時には二人で円覚寺の松嶺院を訪れるのであろうか。
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魔笛

Author:魔笛
大好きなものを綴った日記です

映画:ハリウッド映画からピンク映画まで
本:ジャンルを問わず小説が中心
食べ物:フランス料理とイタリア料理が好物
旅行:なかなか行けませんが欧州とアジアが好き

大好きなものを語る場合、時として辛口になることもありますが、愛情の裏返しということでご容赦下さい。また文中敬称略であることもご勘弁願います

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