スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

めったに行かないロードショーで同じ料金を払うならば、大きなスクリーンで観たいと思うのは私だけだろうか

映画を外で観る時はほとんどの場合名画座へ行く私にとって、封切館へと足を運ぶことは年に何回もない。子供と一緒のアニメーション映画が多いが、ロードショー館で映画を観ることは、私にとって貴重な時間であり楽しいひと時だ。その場合幾つかのシネマコンプレックスが選択肢にあるが、最もゆったりした座席配置でいつも比較的空いているシネマコンプレックスはスクリーン調整を行なわないため、シネスコサイズの洋画を観る時は問題ないが、ビスタサイズの邦画を観る場合は、左右に黒い帯が出てしまい気になってしまう。別のシネマコンプレックスもスクリーン調整をしない。結局は私にとっては当たり前とも言えうスクリーン調整を行うシネマコンプレックスは一つしななく、邦画を観る場合はその劇場の他に選択肢がない。

そのシネマコンプレックスは、座席数が85の小さなシアターから、488席の大きなシアターまで10以上のスクリーンを擁しているので、スクリーンサイズはまちまちだ。その昔まだシネマコンプレックスが存在しなかった頃、映画を観に行くということは、決まった映画館へ行くということであった。そのためその映画館で映画が上映されている限りは、スクリーンサイズはいつ行っても不変であった。人気のある作品もしくは集客力のある作品は客席数の多いシアターで、集客力の落ちた作品は客席数の少ないシアターで上映するシネマコンプレックス方式は、経済効果とコスト管理の観点からは優れたモデルだとは思うが、私は北米発祥の、アメリカ的と言えばいかにもアメリカ的なこの合理的な発想を私は好まない。

映画を観に行くということは、作品を選ぶだけではなく、観に行く映画館をも選ぶことである。しかしシネマコンプレックスの場合、どのシアターで上映するかの決定権は劇場側に委ねられており、私たち観客に決定権は与えられていない。私たちに可能な唯一のことは、映画館によって押し付けられたシアターで、映画を観るか観ないかという選択をすることだけだ。少ない座席数のシアターは当然のことながら、スクリーンサイズも小さい。私はせっかく映画を映画館まで観に行くのであれば、大きなスクリーンで、迫力のある音響で、心ゆくまで映画を楽しみたい。それであるのに、どのシアターで観るかさえも選ぶことができず、どの大きさのスクリーンで観ても料金は同じなのだ。

向田邦子は小さい時から大人になっても、他人との食べ物の大小が気になったそうである。私は隣のシアターとのスクリーンの大きさが気になって仕方がない。映画という非日常に浸るためには、入れ物も家庭では決して真似のできない非日常的な方がいい。最初は大きなスクリーンで上映していても、新しい映画が封切られたり、あるいは観客動員数が予想以上に伸びなかったりするとすぐに小さなスクリーンに鞍替えされてしまう。結局、邦画を大きなスクリーンで観ようとすれば、交通費を払って遠くのシネマコンプレックスへと行くか、封切館の名前通り、小さなスクリーンへ移される前の公開直後に観るしかないのであろうかと考えてしまうのである。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

魔笛

Author:魔笛
大好きなものを綴った日記です

映画:ハリウッド映画からピンク映画まで
本:ジャンルを問わず小説が中心
食べ物:フランス料理とイタリア料理が好物
旅行:なかなか行けませんが欧州とアジアが好き

大好きなものを語る場合、時として辛口になることもありますが、愛情の裏返しということでご容赦下さい。また文中敬称略であることもご勘弁願います

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。