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Gibert Jeune (フランス共和国 パリ)

海外を旅行で訪れる機会があれば、現地のスーパーマーケットが大好きで必ず寄ってみるという人はいろいろな旅行記を拝見してもかなり多く、間違いなく私もその中の一人である。アメリカで初めて「ウォルマート」や「コストコ」に行った時は、その大きさと雑多さに感動に近いものを覚えたし、結婚の一年前に妻とゴールデンウィークにパリへと旅行に出かけた時は、直前の手配となったため中心部のホテルを取ることができず19区での宿泊となったが、近くに「Casino」という地元向けのスーパーマーケットがあったので、ワインや惣菜を買ってホテルへ持ち帰るなど新しい発見のある時間を過ごすことが出来たので、市街地までは遠かったにもかかわらず予想外に楽しい滞在となった。

スーパーマーケット行くことと同じくらいあるいはそれ以上に大好きであるのが、海外で本屋に行くことである。大きな本屋から駅前のこじんまりとした本屋まで、日本は外国と比べて本屋の数は多いと思う。それだけに海外で本屋を探してわざわざ足を運ぶということは、かなりの意思を必要とするがとても興奮する体験だ。残念ながら数年前に経営破綻してしまったが、アメリカでは「BORDERS」へ何度か出かけ本に囲まれているという幸せを実感するとともに、子供へのお土産という名目のもと、実は自らの英語力を見直すために、小学校低学年向けの算数や国語の参考書と問題集を何冊か購入したこともあった。

パリへと出かけた時もなるべく本屋へ行く。おそらくは「Fnac」が一番大きく品揃えもいいのだろうが、私が好きなのは、メトロ4号線の「Saint-Michel」駅を地上にでるとすぐの場所にある「Gibert Jeune」だ。「Fnac」の近代的な内装と比べていかにもパリといった趣のある外観も大好きであるが、決して広いとは言えない店内に雑多に並べられた本を下から上の階まで順に眺めて行くことはとても楽しい。何冊か「Gibert Jeune」で本を買ったはずだが、日本の本屋と違ってブックカバーをつけてはくれないのでどの本だったか朧げな記憶に頼るしかないが、この本だったかあるいはこの本だったかと考えていると、パリ旅行の思い出がそれに重なって行きあっという間に時間も空間も超えてしまう。

ゆっくりと本を眺めた後、あるいは本を買った後は「Gibert Jeune」を出てぶらぶらと歩く。これもまた本屋にいることと同じくらい楽しい時間だ。「Gibert Jeune」から少し戻ってギリシャ料理屋が立ち並ぶ「Huchette」通りを東へと歩き、「Saint-Jacques」通りに出れば、両側の中華料理屋を見ながら今度は南に向けて歩くのもいい。あるいは「Saint-Michel」通りを渡り、噴水を左手に見ながら「Saint-Germain」通りに向けて小路を歩いて行くこともいい。時にはそのまま「Saint-Germain」通りへと出て、しばらく歩き左側に行くと、一階にソニア・リキエルがデザインしたアール・デコ調のブラッスリーがある老舗ホテル「ルテシア」が見えてくる。さらにしばらく歩き続けるとふいに百貨店「Le Bon Marché」の建物の角が突然目に飛び込んで来て私を驚かせてくれる。パリにおけるお気に入りの散歩コースの一つである。
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魔笛

Author:魔笛
大好きなものを綴った日記です

映画:ハリウッド映画からピンク映画まで
本:ジャンルを問わず小説が中心
食べ物:フランス料理とイタリア料理が好物
旅行:なかなか行けませんが欧州とアジアが好き

大好きなものを語る場合、時として辛口になることもありますが、愛情の裏返しということでご容赦下さい。また文中敬称略であることもご勘弁願います

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